参考資料

尺度

摂食障害(神経性やせ症・神経性過食症)のスクリーニングや重症度評価に用いられる尺度には治療者実施の尺度と患者の自己報告による尺度がある。代表的なものを以下にあげる。詳細は引用文献を参照されたい。
<治療者実施の尺度>
  • SCOFF
    スクリーニングに用いられる。日本語版は現在作成中である。5つの質問で構成され簡便である。
    Morgan JF et al. BMJ, 319: 1467-8, 1999.
  • EDE (Eating Disorder Examination)
    スクリーニングと重症度評価に用いられる。日本語版の妥当性が確かめられている。質問項目が多く、施行に45分程度要する。
    舘哲朗, 他. 心身医学 45: 785-792, 2005.
<自己記入式尺度>
  • EAT
    スクリーニングと重症度評価に用いられる。日本語版の妥当性が確かめられている。
    中井義勝. 精神医学 45: 161-165, 2003.
    Mukai T, et al. Sex Roles 39: 751-763, 1998.
  • EDI-2
    重症度評価に用いられる。日本語版の妥当性が確かめられている。
    Pike KM, et al. Int J Eat Disord 37: 26-31, 2005.
    Tachi T, et al. Tokai J Exp Clin Med 32: 78-82, 2007.
  • EDE-Q
    治療者実施の尺度であるEDE (Eating Disorder Examination)を自記式にした尺度。原著版(英語)はスクリーニングと重症度評価に用いられる。日本語版は摂食障害患者における信頼性・妥当性の検証がされている。健常者と摂食障害患者の有意な差が出るか(弁別的妥当性)については検証されておらず、スクリーニングで使用可能かは現在検証されていない。
    大谷真,他 心身医学,Vol57.No6.2017.
    Mond JM et al. Behav Res Ther 42:551-67,2004.
  • CIA
    スクリーニングと重症度評価に用いられる。日本語版の信頼性・妥当性の検証が現在行なわれている。
    Horie T, et al. International Congress of Behavioral Medicine 2016. 2016.12.8-10.