摂食障害について

摂食障害のサイン

摂食障害には、さまざまなサインがあります。身近な人にこのようなサインはありませんか?
1.体重に関するサイン
  • 急激に体重が減少する。
  • やせたり太ったりを繰り返す。
  • 体重が増えることを極端に怖がる。
  • 体重が減っているにもかかわらず、「太っている」といった言動がしばしばみられる。
  • 1日のうちに何回も体重計に乗る。
  • だぶだぶの洋服を着る(体型を隠すため)。
2.食事に関するサイン
  • 食事に関して、形式的でこだわりの強い行動がみられる。
  • 食べる量が減る。
  • カロリーの低い食品(野菜、海藻など)を中心に食べる一方で、特定の食べ物(炭水化物、揚げ物、肉類、甘いものなど)を拒否する。
  • カロリーを厳密に計算する。
  • 食べ物を小さく切って食べる。
  • いつも決まった順番で食べる。
  • 皿の上の食べ物を並べ直す。
  • 食べ物を噛むだけで飲み込まないで吐きだす。
  • 買い物の時に、カロリーや成分などの表示をとても気にする。
  • いろいろな理由をつけて人と食事するのを避ける。
  • 全然食べていないにも関わらず、「お腹が空いていない」「食べている」と言う。
  • 食べ物がトイレ、流し、ごみ箱などに捨ててある。
  • 食べ過ぎた後に絶食している。
  • <過食のサイン>
  • 食べだすと止まらない。
  • あったはずの大量の食べ物が短期間のうちになくなった。
  • 大量の食べ物を自分の部屋に隠している(買いだめ)。
  • 食べ物を万引きする。
  • 食費がとてもかかる。
3.過活動のサイン
  • 悪天候や体調不良、怪我にもかかわらず、行き過ぎた厳しい運動メニューを組んで実践する。
  • 常に動き続けている。
  • 立っていることが多い。
  • 動き続けることや立ってばかりいることをやめるように言っても聞かない。
4.排出行動のサイン
  • 食事の後にしょっちゅうトイレに行く。
  • トイレや風呂で嘔吐物の臭いがする。
  • 下剤や利尿剤をため込んでいる。
  • 頬や顎あたりが不自然にはれている(嘔吐がひんぱんだと、唾液腺が腫れてきます)。
  • 手の甲に「たこ」ができている(手を口の奥に突っ込んで嘔吐をしているとできます)。
  • 虫歯、歯の変形・変色、知覚過敏、歯槽膿漏(嘔吐による胃酸の影響)
5.その他のサイン
  • 気分の浮き沈みが激しい。
  • 不安が強い。
  • いつもイライラしている。
  • 隠し事が多くなる。
  • 集中力や判断力が落ちる。
  • 普段の活動や友達づきあいが極端に減る。食事や過活動を中心とした一日の予定を組む。
  • 生理がとまる、不順になる。

神経性やせ症や神経性過食症は、生命の危機や体の重い障害と隣り合わせにある病気です。神経性やせ症も神経性過食症も、早く発見できるほど、治る可能性は高くなります。上記のようなサインに気づいたら、ぜひ心療内科や精神科、小児科に相談してください。